・令和8(2026)年2月



北海道斜里のオホーツク海岸での制作。南風が吹いて大方の流氷が離岸した二月下旬の晴れの日、浜は、砂上に打ちあがって去り残った流氷と、海岸砂丘とに挟まれ、結氷してゐない海水と薄く積雪した平野との間に帯状に伸びる、中間的で自由なゾーンとして保たれてゐた。
浜の中ほどに、北風に押されて寄せた氷が作ったやうに見える段があったから、その段との間隔を一定に保ち、段が特にはっきりとしてゐる数百メートルの区間を往復して歩いた。
・令和8(2026)年2月



北海道斜里のオホーツク海岸での制作。南風が吹いて大方の流氷が離岸した二月下旬の晴れの日、浜は、砂上に打ちあがって去り残った流氷と、海岸砂丘とに挟まれ、結氷してゐない海水と薄く積雪した平野との間に帯状に伸びる、中間的で自由なゾーンとして保たれてゐた。
浜の中ほどに、北風に押されて寄せた氷が作ったやうに見える段があったから、その段との間隔を一定に保ち、段が特にはっきりとしてゐる数百メートルの区間を往復して歩いた。